雨天の友

 私には今でも連絡を取っている中学からの友人と高校からの友人が数人います。
 社労士試験の勉強や仕事で忙しい時は、あまり会えず、メールをもらっても、短い返事を遅れて出すのがやっとという状況が何年も続いていましたが、仕事をしているんだから仕方がない、仕事を何よりも最優先しなければならないと考えていました。 
 でも仕事においても本当に困った状況に陥った時に助けてくれたのは、家族や友達でした。辛い時に特に何も聞かずに傍にいて、損得なしで助けてくれました。もうこれからは仕事で忙しいなんて理由にならないと思いました。私だけが忙しいのではなく、みんなそれぞれ大事なものがあって、それぞれ忙しかったりするのです。それでも時間をさいて助けてくれました。 
 雨天の友とはよくいったもので、困った時に、何が大切か、誰が本当に大切な人なのかは分かるものだと思います。