共働き世帯と専業主婦世帯との収入格差は2万9千円・・・

今日の日経に、共働き世帯と専業主婦世帯との収入格差が縮小したという記事が出ていました。その差とはなんと驚くことに2万9千円(涙) この結果は、専業主婦世帯の方が夫の稼ぎが良く、専業主婦世帯の夫ひとりで稼ぐ給料額と、共働きの夫婦が働いて稼いだ給与の合算額との差がたったの3万円弱ということなのです。

かつ、共働き世帯が全世帯の50%を超えているとのこと。ざっくり言えば、日本夫婦の半分近くが共働きで、夫1人で稼いでいる世帯とほとんど変わらない所得水準だということです。私も働いているから分かるのですが、働いていると時間と手間をかけて節約するということが難しく、働いているが故にかかってしまう費用がどうしてもあります。なので、この3万円弱という差は、実質ほとんど差が無いに等しいのではないかと思うのです。

共働きといっても家事や育児が免除される訳でもなく、仕事と家事と育児をしつつ、2人がかりで稼いでも専業主婦世帯の夫1人分しか稼げないなんて、日本は格差が小さいとは言うけれど、この格差って本当に小さいのかしら。
若者が専業主婦に憧れるのも無理はないですね。でも半分の女性が働いているというのも現実だったりするんだけど・・・。