赤ちゃんの泣き声

こんにちは。スタッフの岡崎です。
最近話題になっている赤ちゃんの泣き声は騒音か否かについて。
私自身子どもが大好きなので、電車やバスの中で赤ちゃんに遭遇するとアイコンタクトを図ろうとしてしまうのですが、子どもが苦手な方にとって子どもの甲高い声は苦痛という方もいらっしゃいますよね。
車内で大声を上げている子どもがいても知らん振りしている親が居れば腹立たしいですが、あやしても何しても泣き止まない赤ちゃんを抱えているお母さんたちには、頑張れとエールを送りたくなります。何とかして泣き止ませてあげられないか、協力できないかと思ったりもします。
今回の騒動の件も、どうやらお母さんや客室乗務員の方があやしても泣き止まなかったために、我慢できずにクレームをつけたということですが、こういう記事を見ると、これから子どもを育てる人、子どもを生む人たちにとっては子どもを育てにくい社会だという意識を植え付けてしまう気がしてなりません。小さい子どもを連れて公共交通機関を利用するのを控えろとなると、ますます少子化が進む気がします。
以前、私もまだ小さい姪を連れて近所のスーパーに出かけたことがあり、その際に姪が店の入り口で大泣きしたことがあります。周りにも迷惑になるし、あやしてもなかなか泣き止まないので、諦めて帰ろうとしたところ、一人のおばあさんが姪に向かって話しかけてくださったのです。
「あらー、賢そうな顔してるね、大きくなったら偉くなるよ」
なんとも不思議。たったそれだけで大泣きしていた姪がぴたりと泣き止んだのです。そのままおばあさんにお礼を言い、すんなり店に入ることが出来ました。もちろん、店内でも姪はおとなしいまま。あのおばあさんは魔法使いかもしれないと思った瞬間でした。
おそらく姪は知らないひとに話しかけられて驚いただけだと思うのですが、こういう風に苦情を言うのではなく、子どもにあたたかく声をかけてくださったことがとても嬉しかったです。他の人が何とかすることで事態が少しでも良い方向へ転ぶのであれば、昔のように社会みんなで子どもを育てると考えが再び浸透することを願ってやみません。