信頼の残高

少し前になりますが10月30日付の日経に、信頼残高について記載されていました。
それによると信頼とは銀行の預金口座のようなもので、この残高を増やすには、
①相手を理解する
②小さいことを大切にする
③約束を守る
④期待を明確にする
⑤誠実さを示す
⑥信頼を損ねたら誠意をもって謝る。
とのことでした。

急に「トラストミー!」とか言っても当然無理で(笑)、上のような小さなことの積み重ねが信頼なのですね。

確かに頭に浮かぶ仕事上信頼できる人というのは、普段ちゃんとしている人かもしれません。例えばメールのレスが遅くとも翌日中で、例え遅くなっても理由も明示して遅くなっても必ず連絡くれるとか、期日をきちんと守るとか。そういう方は、たまに約束を守らないことがあっても、「どうしたんだろう?大丈夫かしら?」と心配するほどですが、普段からグダグダな人に対しては、どうせちゃんとしていないのに、どうしてこちらだけちゃんとしなきゃいけないの?という気持ちすら沸いてきてしまいます。

普段守っている約束を守れないような非常事態に陥った時に、周囲の人から助けてもらえるような人は、きっと普段ちゃんとしていて、信頼残高を積み上げている人なんだろうなと思います。