投票率と年金の世代間格差

昨日は大阪府知事選だったので選挙に行ってきました。
そこですれ違ったのが、80歳オーバーかもしれないという老夫婦。
旦那さんは歩いていらっしゃったのですが、奥様は車椅子でした。

車椅子に乗ってでも選挙にちゃんと行く高年齢者と、スタスタ歩けても選挙よりも他のことが優先の若年世代、そりゃ年金の世代間格差がより高まっても仕方がないとしみじみ思ってしまいました。

若年世代はある程度整備された社会で生まれて、今まで生きてきたから、この後の人生においても、きっと周りが何とかやってくれると思っているのかもしれないけど、高年齢の人たちって、戦後の混乱の中で自分たちで今の社会を築いてきたという自負があるから、選挙にもちゃんと行くのかな。。

年金についても、高年齢者の人たちと話すと、自分たちが年金をもらいすぎだなんて全く思っていないことに驚きます。戦後モノがない時代に、今の若者たちよりももっと苦労して、懸命に生きてきたんだから、これくらいもらえて当然だと思っているのです。それもそうだけど、納めたお金よりもずいぶん多くの年金をもらっている世代と、将来老後が苦しいだろう若年世代の調整が必要なのも確かです。

まずは自分も含め、もっと政治に興味を持たなきゃいけないんだろうなと思ったのでした。