おっちょこちょい2

前回に引き続き、思い出すと赤面のおっちょこちょいによる失敗話をもうひとつ。

もう10年以上前のことなのですが、「ぼてじゅう」という関西では有名なお好み焼きやさんに食べに行ったときのことです。
壁に貼ってあったメニューに「筋肉ねぎ焼き」とあったのを見て、私は頭の中ではしっかり「スジ肉ねぎ焼き」をイメージしていたのですが、なぜか口は「きんにくねぎやき」とオーダーしてしまいました。

鉄板越しに注文を聞きにきたお店のお兄さんは、笑ってくれてもいいのになぜかニコリとも笑わず、「えっ?何ですか?」と聞き返され、とっさに私は何か恥ずかしい間違いをしていることだけ認識して狼狽し、その問いに対してなぜか口から出た言葉は「きんねぎ!」。なぜ略したのか自分でも不明です。ただ残念なことにそこまでいってもお兄さんはとても冷たく、「あースジ肉ねぎ焼きですね」とススッと行ってしまいました。

一緒にいたお連れ様は、私の重なる失態にひたすらあわあわしていたのですが、隣に座っていたカップルが大ウケで、椅子から落ちそうなくらい笑っていて、そこまでウケなくてもと思うくらいに、お店を出るまで笑い続けていました。

恥ずかしい思い出です。