おっちょこちょい

私は小さな頃からよくしっかりしていると見られることが多いのですが、実は結構おっちょこちょいです。思い出すと今でも恥ずかしい思い出がいくつかあります。

そのうちのひとつ。
中学・高校時代はソフトテニス部に所属していたのですが、その時のこと。
今はどうか分かりませんが、あの頃はプレー中、とにかく大きな声を出すよう躾けられていました。
そしてある日、試合に出て負けたので、サービスが入ったかどうかジャッジする審判をしていました。サービスが入ったかどうかジャッジする副審は、レシーブ側のコートのラインの横に立ちます。で、やってしまいました。サーブを打つ直前、なぜだかすっかり自分がレシーブを受けるつもりになり、誰もに聞こえる声で「さあ来い!!」と叫んでしまったのです。

「えっ?なぜあなたが???」と、一番驚いていたのは目の前にいる、これからレシーブをしようとしていた選手でした。どこかに隠れたい気分でしたが、審判をしているので隠れる訳にも言い訳をする相手もなく、ニヤニヤしている主審の視線が辛かったです・・・。