結婚後も同一就業継続の女性、正規64.3%、非正規44.5%

厚生労働省の発表によると、仕事をしていた女性の結婚後の就業継続の有無を就業形態別にみると、同一就業を継続している割合は「正規」で64.3%、「非正規」では44.5%だそうです。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/judan/seinen11/index.html

そりゃそうだよなーというのが実感です。
女性はどうしても家族の都合で左右されてしまうことが多いですものね。正規社員として働いていて、かつこの仕事を続けたいという強い意志とそれを支える環境がないとなかなか続けられないんだと思います。

そして企業側も家事や子育てをしなきゃいけない女性を抱えるには、いくらワークライフバランスが重要と分かっていても、余剰人員と資金的余裕がない状況では正直厳しいというのが、顧問先を見ているとよく分かります。

育児休業の取得者が復帰すれば受給できる助成金など、国の支援策もあるのはあるのですが、私の個人的な見解では、結局一時金ではたいした効果はないので、いっそのこと派遣会社と提携して、妊娠・育児中の女性を雇っている会社が、中小企業レベルの賃金でも依頼できるような価格で、派遣会社から派遣社員を送り込んでもらえるようにすればいいのになと思っています。

企業としては、とにかく目の前の仕事をどうにかこなさなきゃいけないというのが、一番の課題でしょうし、短時間労働や育児休業する社員にとっても、自分が休んだり短時間労働をしても代替労働者がいなくて、他の人に負担がかかっていたりすると結局会社に居づらくなってしまうんだと思います。

この後も結婚、出産後も働いている女性として、少しずついろんなことを書いていこうと思っています。