60歳以降の再雇用制度

昨日の日経の朝刊に、年金受給開始引き上げに伴い、定年延長を今よりも厳格化するという記事が載っていました。

65歳までの雇用を義務化するということは見送ったらしいですが、きっといつか義務化されることになりそうです。だって、「定年後数年間、無職無収入で頑張れ」と言われても生活できないですものね・・・。第1次ベビーブーム世代が60歳定年を過ぎつつありますが、もう少し60歳到達者が減った頃に義務化されることになるのでしょうか。

どちらもいずれ近い将来には、以前にも書いた社保の主婦の扶養廃止または縮小、定年年齢の65歳の引き上げがされると思うので、中長期の要員計画を立てる際にはこのあたりも考慮する必要があると思います。

また４，５年内に60歳に到達する社員さんがいらっしゃって、就業規則やら労使協定において、定年延長についていまだに何も整備されていない中小企業さんは、早急に対応が必要です。間近になればなるほど、選択肢が狭まります。