風と共に去りぬ

今日はとてもさわやかで気持ちのいい朝でした。
じめじめした夏も終わり、もうそろそろ読書にぴったりの秋が来るのならいいですが。

ということで今日は本についての話題。
最近読んだ本ではないですが、一番何度も読み返したのがこの「風と共に去りぬ」です。初めて読んだのは確か中学1年生の時で、その時から今に至るまで、少なくとも20回、もしかしたら30回くらい読み返していると思います。

以前もこのブログで紹介しましたが、翻訳者の大久保さんが好きというのもあるのですが、他にこの本の魅力としては話の展開がおもしろいということ、そして特徴としては、主人公の性格が悪い(笑)ということでしょうか。

なので人(特に男性!)によっては共感できなくて、全くおもしろくないようですが、私にとってはそこが最大の魅力でした。主人公のスカーレットは基本的に自分の利益しか考えない、自分勝手な人間です。ただその反面、女性にただおとなしさと従順だけが求められた時代に、南北戦争という大きな苦難を男性にも何にも負けない強さで乗り越えていく様が、爽快なのです。

ちょっと元気がない時に読むと、なんだか頑張れそうな気がしてくるのが不思議です。