夏休みの思い出(いもむし)

今日で夏休みも終わりですね。

私は小学6年生まで和歌山の自然の中で育ちました。なので夏休みの思い出といえば、自然の中で遊んだ思い出ばかりです。

確か小学3年生くらいだったと思うのですが、公園の木にいもむしがいるのを見つけました。ちょうどその時いもむしが蝶になるということに興味があり、図鑑で調べてみたのですが、結局なんのいもむしなのか分からずじまいでした。

ですが、きっとこのいもむしはアゲハチョウに違いないとなぜか確信し、その後アゲハチョウのえさである葉っぱを取ってきてはエサとしてあげていました。でもあげた葉っぱを食べることなく、数日でそのいもむしは動かなくなりさなぎになりました。

毎日いつチョウになるのか、今か今かと待ちわびていたところ、とうとうさなぎの皮が破けてきて、羽化が始まりました。もう大興奮でその様子を家族みんなで見守っていたのですが、残念ながら羽化終了後にそこにいたのは、あまりきれいじゃない黄土色の蛾でした。

家族は白けた様子で離れていったのですが、私ひとり感動したまま、ベランダから蛾を放ち、飛び立っていくのを見守りました。

まあいい思い出です。。