気遣い

もう随分前になりますが、家族がバスの中にお弁当箱を忘れた時の話です。

最初、どこに忘れたのか分からず、見当違いのところに連絡しては見つからずに、半ばあきらめてなくしてから2日くらい経った頃、もしかしてバスの中かもしれないと阪急バスに連絡するとあるとの答え。

確か夜8時すぎにバスの運転手さんの休憩所のようなところに、取りに行ったらちゃんとなくした時のまま、運転手さんがお弁当箱を渡してくれたそうです。男性ばかりでタバコの煙がもうもうとした休憩所だったらしいのですが、帰ってきてお弁当箱を洗おうと開けてびっくり。
なんと、きれいに洗ってあったのです。

取りに来るかどうかも分からないお弁当箱を、あの男性運転手さんたちの誰かが洗って待っていてくれたなんて、感動してしまいました。

それ以来、阪急バスを見る目が変わりました。